SNS運用代行会社のおすすめ10選!費用相場と選び方を解説
SNSはどんどん拡大を続け、私たちの生活に必須のツールになりました。
SNS運用代行のサービスも増え、外注する企業も増加しています。
SNSを運用したいけど、運用代行サービスの種類が多すぎてどこに依頼したらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの運用代行会社をわかりやすく紹介していきます。
SNSの運用代行にどれくらい費用がかかるのか、適正な相場はいくらなのかも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
代行会社も多くてよくわからないなぁ…
代行会社の相場や選び方も紹介していきますね!
SNS運用代行とは?代行してくれる業務内容
SNS運用代行とは、Twitter、Instagram、tiktokなど企業のSNSアカウントを、企業の代わりにプロが代行して運用するサービスです。
代行できる業務は幅広く、主な業務内容は以下の6個です。
-
- アカウントの立ち上げ
- アカウントの課題分析・戦略策定
- 投稿内容の企画・作成・投稿
- コメント・DM管理
- 投稿分析・レポート作成
- マーケティング支援
それぞれ詳しく解説していきます。
アカウントの立ち上げ
アカウントを立ち上げる際のプロフィール設定、アカウント運用方針の立案、プランの設計を行います。
プロが立ち上げから携わることで、狙いのターゲット層に対しより効率的にSNSの運用を行うことができます。
アカウントの課題分析・戦略策定
すでに発信を始めているアカウントでも、伸びない理由はなにか、どのようにして伸ばすかの課題分析を行ないます。
キャンペーン企画や、インフルエンサー活用の提案等、アカウントの方向性に合う方法を提案してくれます。
特に、SNSに興味がない、SNSを見ない方はどのような施策をすれば良いのかがわかりませんよね。
運用代行会社では、トレンドや市場の需要を抑えているので、アカウントに合わせて適切な提案が可能です。
投稿内容の企画・作成・投稿
投稿内容の企画から、文章、画像の作成、投稿までをまとめて委託できます。
投稿頻度が少なかったり内容が薄かったりすると、ユーザーにマイナスイメージを与えてしまいます。
運用代行を依頼すれば、どのくらいの頻度で、どのような投稿を行うのか、トレンドに沿った内容の定期的な投稿が可能です。
さらにアカウントの課題分析を行って戦略を立てた上での投稿を行うため、より多くのユーザーを惹きつけることができます。
コメント・DM管理
SNSでは批判コメントが投稿されることがあります。
このようなネガティブなコメントは他のユーザーへのイメージダウンに繋がってしまうため、素早く対応しなければなりません。
SNS運用代行会社の中には、イメージダウンに繋がるコメントを常時監視するサービスもあります。
コメントとDMを管理し、根拠の無い誹謗中傷を行うユーザーを通報することで炎上の兆候をいち早く発見します。
反対に、プラスの感想や質問には「いいね」やコメント返信を行い、ユーザーとの距離を縮めることもできます。
企業とユーザーが交流できるのはSNSならではなので、ファン獲得に効果的です。
投稿分析・レポート作成
投稿の反応や、いいね、フォロワー数などを分析してレポートを作成します。
レポートでは、フォロワー数の推移やプロフィールへのアクセス数などの情報を取得することができます。
しっかりとアカウントを分析することで、今後の方針を選定し効果的な運用へと繋がります。
マーケティング支援
投稿だけではなく、SNS広告の企画や運用、インフルエンサーとのタイアップなどもまとめて依頼できます。
オーガニック投稿だけで運用していくよりも、SNS広告やタイアップを行なうと爆発的に新規ユーザーが増えることもあります。
SNS運用代行を依頼するメリット4選
SNS運用を代行会社に依頼すると、様々な業務を行ってくれます。
プロに依頼するメリットを4つ紹介いたします。
メリット
- 時間を有効活用できる
- 短期間で成果が出やすい
- コメントやDM管理によって炎上リスクが軽減される
- プロにアカウントを分析、運用してもらえる
時間を有効活用できる
運用を委託すると、投稿の企画や制作などまとめて依頼できます。
特に立ち上げたばかりは、フォロワーも少ないので定期的な投稿が必要です。
そうなると担当者が片手間で行なえる業務内容ではなくなり、負担が大きくなります。
代行会社に依頼すれば、リソースを他の業務にあてることができて効率的な事業運営が可能です。
短期間で成果が出やすい
代行会社はすでに投稿の仕方やデータの分析など豊富なノウハウを持っています。
SNS運用にも慣れているので、課題抽出から改善までのスピードも早く、短期間で成果が出やすいです。
自社で0から運用するとなるとスキルやノウハウを得るために時間がかかってしまうので、短期間で成果を出したい場合には、代行会社に依頼することがおすすめです。
コメントやDM管理によって炎上リスクが軽減される
SNSを始めると、情報を発信できたりユーザーとのコミュニケーションが取りやすくなったりする反面、炎上リスクも高くなります。
ネガティブなコメントには素早く対応しなくてはいけないので、代行しておくと安心です。
プロにアカウントを分析、運用してもらえる
SNSでは、媒体やアカウントのジャンルによって投稿内容やプロモーション方法が異なります。
プロによる分析を行うことで、最新のトレンドを取り入れて、高いクオリティで配信を続けることができます。
SNS運用代行を依頼するデメリット3選
次に、SNS運用代行を依頼した場合に起こりうるデメリットを3つ紹介します。
デメリット
- 投資対効果が得られない可能性がある
- 運用代行会社によっては期待していた効果が出ない可能性がある
- 自社にノウハウが蓄積されにくい可能性がある
投資対効果が得られない可能性がある
SNSでは、広告運用やインフルエンサーとのタイアップなどをしなければ、基本的に無料で利用できます。
運用代行会社に依頼すると、月10万円から費用がかかり、すぐに結果が出るとは限りません。
そのため、費用をかけた結果を得られるのか慎重に検討する必要があります。
委託先と同じレベルの人材を採用して運用チームを立ち上げるとなると外部に委託したほうが安いこともあるので、まずは運用代行会社に見積もりを出してもらいましょう。
運用代行会社によっては期待していた結果が出ない可能性がある
SNSの運用代行を安く請け負う会社やフリーランスも増えており、サービスやクオリティは会社によって異なってきます。
期待していた結果が出ないこともあるので、過去の実績、コンテンツのクオリティなどをよく確認することが大切です。
自社にノウハウが蓄積されにくい可能性がある
全てを外部に委託してしまうと、どんなに良い結果を残したとしても社内にノウハウが蓄積されません。
自社でも運用が行なえるように支援をしてくれる代行会社もあるので、自社に合った会社を探してみてください。
SNS運用代行会社の選び方
運用代行会社に依頼するメリットとデメリットがわかったところで、続いては会社選びで失敗しないように、どのようにして代行会社を選べばいいのかを紹介します。
ニーズに応えてもらえるか
単にSNSへの投稿を代行してもらうだけでは不十分なので、どのような手法で伸ばすか、具体的な手法を持っているかが重要です。
そのためにも、運用代行会社が自社で希望する実績を出しているかを確認しましょう。
本格的なSNSマーケティングを行い業績の向上に繋げたい場合は、プロにお願いしたほうが結果が出やすいです。
しかし、定型分を定期的に配信するだけでよければフリーランスなど価格が安い代行会社への依頼で十分な場合もあります。
目標に応じて委託先を変えることで、費用対効果が得られやすくなります。
自社商品やサービスを同じジャンルの運用実績があるか
SNS運用では、業種やターゲットに合わせたコンテンツの作成と配信が重要です。
代行会社によって得意ジャンルがあるので、自社商品やサービスと同じジャンルの運用実績があるかを確認しましょう。
その際に、運用しているアカウントのフォロワー数は水増しができます。
フォロワー数が多いから運用が成功しているとは限らないので、注意が必要です。
運用の効果を測る基準が客観的で明確か
依頼する際に目標を設定しておくことで、効果が測りやすくなります。
代行会社が成果が出ていると判断していても、依頼主が成果を得られていないと意味がありません。
KPIなどの目標値の設定など基準が明確に設定されている代行会社を選ぶことで、認識のずれがなくなり想定していた結果が出やすくなります。
業務内容と費用が明確に表示されていて適正か
運用を委託するといっても、どこまでのサービスを受けるかによって費用は異なります。
必要のないサービスまで受けることにならないように、サービスの幅が広くて選択しやすい代行会社を選びましょう。
費用に不安を感じた場合は複数社に見積もりをお願いし、比較してみるとわかりやすいです。
SNS運用代行の費用
SNSの運用を外部に委託した場合、依頼内容や依頼先によって費用に幅があります。
それぞれの価格帯で行える業務内容を紹介していきます。
月額10万円未満
月額10万円未満で行える業務内容は、投稿内容の企画とクリエイティブの作成までが主です。
しかし、投稿頻度は月何件、週何件、などの制限がある場合も。
また、投稿へのいいねやコメントがあった際の対応、効果測定などは自社で行う必要があります。
まずは低コストで運用を始めたい方は、月額10万円未満の運用代行から始めてみても良いでしょう。
月額10万円~50万円
この金額帯はSNS運用代行サービスで最も多い価格帯です。
月額10万円未満の価格帯に加えて、投稿へのいいねやコメントへの対応、効果測定まで行えます。
投稿頻度も月額10万円未満の価格帯に比べ多いので、より多くのユーザーに情報発信ができて効果が得られやすい価格帯です。
月額50万円以上
この金額帯では上記二つの価格帯の内容に比べ、アカウント運用だけではなく、広告運用のサポートまでしてくれる場合が多いです。
投稿の頻度や効果測定を依頼できる回数も無制限であることが多いです。
加えてミーティングの実施をしてくれる場合もあり、反省と今後の課題をしっかりと確認できます。
何をどのように改善していくかなどの細かな報告を受けることもできるので、求める結果とずれがなく運用を行えます。
別途初期費用がかかることもある
月額とは別で初期費用がかかる場合があります。
初期費用は主にアカウントの開設や運用方針の策定が含まれています。
金額は運用代行会社によって異なりますが、10万円〜50万円までが相場です。
代行してくれる業務内容だけではなく、初期費用も含めて確認しましょう。
また、SNS運用には効果を得るための期間が必要なため、最低契約期間がある場合が多いです。
SNS運用代行を依頼する際には、初期費用と月額費用だけではなく、数ヶ月間運用代行を依頼できる予算が必要になります。
SNS運用代行のおすすめ10選
SNS運用代行を依頼できるおすすめの会社を紹介していきます。
提供サービスの詳細や費用については、各企業にお問い合わせください。
紹介する会社は、以下の10社です。
-
- Bancor株式会社
- 株式会社バケット
- 株式会社ガイアックス
- 株式会社コムニコ
- 株式会社Tenmu
- BEASTAR株式会社
- SAIGATE株式会社
- 株式会社トライバルメディアハウス
- 株式会社ホットリンク
- 株式会社サイバー・バズ
それぞれ詳しく紹介していきます。
Bancor株式会社
Bancor株式会社は、SNS運用だけではなくウェブサイトの構築からマーケティングまで幅広い業務を依頼できます。
SNSの運用代行だけでSNS広告の運用はできない会社もありますが、Bancor株式会社なら広告も運用できるので効率よく売上を伸ばすことができます。
株式会社バケット
株式会社バケットは2008年からサービス提供している東京都港区のSNS運用代行会社です。
約200社の支援実績があり、支援先もIT企業や食品メーカー、マスコミなどと多岐に渡ります。
企画から制作、投稿、ユーザーへの返信までを同社内で完結できるため、発注者への負担も軽減されます。
依頼の価格感として、
導入支援は
・戦略策定(初回):20万円
・SNSアカウント開設(初回):15万円
・運用マニュアル、ガイドライン作成:20万円
運用支援は
・アカウントの管理、投稿管理:月額30万円
・ユーザーサポート:月額15万円
・モニタリングレポート:月額10万円
となっています。
株式会社ガイアックス
株式会社ガイアックスは東京都千代田区を拠点にサービスを展開するSNS運用代行会社です。
TwitterやInstagramをはじめ、TikTok、YouTube、Facebookまで、主要SNSを網羅しています。
運用実績は10年以上あり、24時間365日の監視体制も備わっているため、炎上リスクも抑えることができます。
株式会社コムニコ
株式会社コムニコは東京都港区を拠点にSNSマーケティングを提供する会社です。
SNS運用代行から支援ツールの開発まで、SNSに関する多種多様なサービスを手がけています。
王手製紙会社や航空会社など約1500社、多業種の実績があります。
また、複数名でSNSの運用サポートをしており、常時50以上のアカウントを運用できる体制が整っています。
独自開発のSNS解析ツールを使いSNS支援の活性化に長けています。
価格
- SNS運用支援ツール:月額5万円〜
- 運用サポート:月額40万円〜
- 運用代行(ベーシック):月額70万円〜
- 運用代行(アドバンス):月額100万円〜
株式会社Tenmu
株式会社Tenmuは東京都中野区を拠点にSNSマーケティング事業を展開する会社です。
専属のコンサルタントがSNS運用を総合的にサポートしてくれて、方向性の立案から投稿文の作成、SNSの分析まで行ってくれます。
対応SNSはInstagram・Twitter・Facebook・LINE・YouTubeと主要SNSを網羅しており、それ以外にもホームページやLPの制作も受け付けているため、SNS運用代行と合わせて依頼することが可能です。
価格
- トライアルプラン:月額17万円〜
- スタンダードプラン:月額30万円〜
- プレミアムプラン:月額42万円〜
BEASTAR株式会社
BEASTAR株式会社は大阪府大阪市を拠点にSNSマーケティング事業を展開する会社です。
特徴として、運用方法やデザインなど、クライアントの予算に応じた最適なプランを受けられるのが特徴。
また、100社以上の多種多様な業界でのSNS運用代行実績を誇ります。
SAIGATE株式会社
SAIGATE株式会社は東京都渋谷区を拠点に、主にInstagramの運用代行を手がける会社です。
特徴として企業のニーズに合わせた設計、運用が可能で、ファッション、アクセサリー、インテリア、車、飲食店、旅行、化粧品と幅広いカテゴリーでの運用実績があるのが強みです。
価格
- 初期費用3万円
- 投稿頻度週2回:月額10万円
- 投稿頻度週4回:月額20万円
- 投稿頻度週6回:月額30万円
株式会社トライバルメディアハウス
株式会社トライバルメディアハウスは東京都中央区を拠点にデジタルマーケティング事業を展開する会社です。
スケジュールの策定から、運用の最適化まで行ってくれます。
プランは・完全委任型・運用コンサルティング型、撮影や画像の作成など幅広いです。
株式会社ホットリンク
株式会社ホットリンクは東京都千代田区を拠点にSNSマーケティング事業を展開する会社です。
SNSに関する様々な成功パターンから編み出した独自メソッドがあり、高い確率で成果をあげることが可能です。
株式会社サイバー・バズ
株式会社サイバー・バズは東京都渋谷区を拠点にSNSマーケティングを展開する会社です。
生活者視点のコンサルティングを掲げ、生活者のニーズを捉えた施策・投稿内容を提案してくれます。
Instagram、Twitter、TikTokと様々なSNSを手がけています。
SNS運用代行を任せたほうがいい場合
普段SNSを見なかったり、トレンドや変化に鈍感、という方は、運用代行会社に依頼することをおすすめします。
SNSはトレンドの入れ替わりが激しいので、普段からSNSをチェックする必要があります。
代行会社に依頼すれば面倒な作業を全て経験豊富なプロに依頼することができますし、トレンドや需要を抑えることができるため効果的にSNSを活性化させることができます。
しかし、SNS運用代行サービスは高いお金を払ったから絶対に効果が出る、といったことはありません。
まずは方向性をしっかりと示し、話し合いを重ねた上で依頼するのが良いでしょう。
まとめ
SNS運用代行会社は多くありますが、自社の目的に合った運用代行会社を選びましょう。
SNS運用を社内で行うと人的コストがかかるため、運用代行会社に依頼したほうが費用対効果が高くなることもあります。
この機会にぜひ、SNS運用代行サービスを依頼してみてください。
Bancor株式会社では、SNS運用代行のプロフェッショナルが丁寧にヒアリングし、目的に合わせた運用を行います。
広告運用やウェブ制作まで依頼できるので、社内でのお悩みをぜひ一度ご相談ください。
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