アフィリエイト広告とは?種類や仕組み、活用方法を解説

アフィリ広告

web広告のひとつであるアフィリエイト広告。
webサイトや個人ブログ、SNSなど様々な媒体で掲載されています。
この記事では、アフィリエイト広告とはどういったものなのか、種類や仕組み、運用を成功させる活用方法までご紹介していきます。

 アフィリエイト広告ってどうやって運用するの?
他の広告とは何が違うんだろう。
 アフィリエイト広告は、費用対効果が高く多くの企業で利用されています。
運用を成功させる方法や仕組みについて紹介していきますね!

 

アフィリエイト広告は成果報酬型の広告

電卓

アフィリエイト広告は成果報酬型の広告で、広告の掲載には料金が発生しません。
あらかじめ成果地点を設定しておき、ユーザーが成果地点にたどりつくと広告料金が発生します。
1件あたりのコンバージョン単価も広告主で指定できるので、費用対効果が高いです。
インターネット集客には欠かせない手法であり、多くの企業で利用されています。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト

アフィリエイト広告の大まかな流れは以下の通りです。

  1. ASPに登録
  2. 広告出稿
  3. 成果発生
  4. 広告料金支払い

企業や個人がASPと呼ばれるアフィリエイトサービスプロバイダーに登録し、パートナーには専用のリンクやバナー広告を提供します。
パートナーは自分のWebサイトやブログなどに広告を掲載し、訪問者がその広告をクリックして商品やサービスを購入すると、パートナーに成果報酬が支払われます。
成果報酬は企業や個人によって異なりますが、一般的には商品やサービスの売上金額の一定割合や固定金額が支払われます。
企業にとっては自社商品やサービスの広告費用を抑えながら広告効果を高めることができ、パートナーにとっては自分のWebサイトやブログなどを活用して収入を得ることができ、双方にとってメリットがある仕組みです。

アフィリエイト広告を実施するメリット

集客

具体的に、アフィリエイト広告を実施するメリットをご紹介していきます。

メリット

  • 成果報酬型なので費用対効果が高い
  • 予算管理がしやすい
  • 訴求方法が多い

それぞれ詳しく紹介していきます。

成果報酬型なので費用対効果が高い

アフィリエイト広告はほとんどが成果報酬型であるため、自社商品やサービスの売上に応じて広告費用を支払います。
ユーザーがサイトに訪れても、成果に繋がらなければ広告費用はかからないため費用対効果が高いです。
成果地点までいかなくても認知は拡大していくので、オーガニックでの流入や店舗への来客増加も見込めます。

予算管理がしやすい

アフィリエイト広告は、広告費用が予算を超過することはありません。
成果金額と成果地点も自由に設定できるため、広告費用を細かくコントロールできます。
そのため、予算管理がしやすく無駄な広告費用の発生を防ぐことができます。

訴求方法が多い

アフィリエイト広告は、リンク型やバナー広告型など、様々な形式の広告を使用することができます。
掲載するWebサイトやブログも多岐にわたるため、多様な訴求方法が可能です。
アフィリエイターが自身で作成した紹介文の中に広告が記載されるので、高いCVRが見込めます。

アフィリエイト広告を実施するデメリット

スキル

アフィリエイト広告にはメリットがある一方で、デメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を理解したうえで実施するかを検討しましょう。

デメリット

  • 広告媒体の指定ができない
  • 利用料など固定費が発生する

それぞれ詳しく紹介していきます。

広告媒体の指定ができない

アフィリエイト広告はASPに登録されている広告媒体にのみ掲載され、広告媒体を指定することができません。
成果単価が低かったり成果地点のハードルが高かったりすると、媒体に掲載してもらえないこともあります。
特定の媒体に掲載したい場合には直接交渉する必要があり、時間や手間がかかります。

利用料など固定費が発生する

アフィリエイト広告を実施するには、ASPに登録する必要があります。
ASPに登録すると、広告の成果数に関わらず登録料や月額利用料などの固定費用が発生する場合があります。
最低契約期間を設けているASPもあるので、コストを事前に把握することが重要です。

アフィリエイト広告の種類

パソコン

アフィリエイト広告には、主に3つの種類があります。
それぞれの特徴を理解して、自社に合った広告を選択しましょう。

クリック型

クリック型は、広告を掲載する媒体のウェブページ上にバナー広告やテキストリンクを表示します。
それをクリックしたユーザーの数に応じて広告主に報酬が支払われる形式です。
広告クリック数が増えることによって広告主のアフィリエイト報酬が増加するため、CTR(クリック率)の改善が重要となります。

インプレッション型

インプレッション型は、広告を掲載する媒体のウェブページ上に広告を表示する回数(インプレッション数)に応じて報酬が支払われる形式です。
他の広告に比べて単価が安く、アクセス数の多い媒体に掲載されるとコストを抑えながら宣伝効果が期待できます。
クリック数に依存せず広告が表示された回数で報酬が発生するため、主にブランド認知度の向上や広告露出を目的とした広告に使用されます。

成果報酬型

成果報酬型は、商品やサービスの購入や申し込みなど、あらかじめ設定した成果地点に到達したユーザーに対して報酬が支払われる形式です。
広告主にとっては効果的な広告宣伝手段で、最も使われているのが成果報酬型です。

アフィリエイト広告の表示形式

スマホ

アフィリエイト広告は、テキスト広告、バナー広告、ボタン広告などの様々な表示形式があります。

テキスト広告

テキスト広告は、広告主が提供する商品やサービスの情報をテキストで表現した広告です。
文章でユーザーの興味を引き、商品やサービスの説明や特徴を伝えます。
テキスト広告は、ウェブサイトの記事内に埋め込まれたリンクや検索結果の上部や下部に表示されるリンクなど、様々な形で表示されます。
自然に広告を挿入できるので、ユーザーの邪魔になりません。

バナー広告

バナー広告は、画像やテキスト、動画などの多様な素材を用いて、広告主が提供する商品やサービスの情報を表現する広告です。
一般的には、ウェブサイトのトップページやサイドバー、記事の上部や下部に表示されます。
バナー広告は目に留まりやすく、商品やサービスを宣伝する効果が高いです。

ボタン広告

ボタン広告は、広告主が提供する商品やサービスをボタンの形で表現した広告です。
ボタンにすると目立つので、クリック率が高まります。
ただしASPによってはボタン広告を規制していることもあるので、ボタン広告を出稿したい場合には規約を確認するようにしましょう。

アフィリエイト広告が掲載されるサイト

マーケティング

続いて、実際にASPに登録した場合にどんな媒体に掲載されるのかをご紹介していきます。

専門業種サイト

専門業種サイトとは、各業種に特化したウェブサイトのことです。
美容関連の情報を提供するサイトや、旅行関連の情報を提供するサイトなど様々な業種のサイトがあります。
アフィリエイト広告は、その業種に関連する商品やサービスの広告を表示することができます。

ランキングサイト・比較サイト

ランキングサイトや比較サイトは、特定の商品やサービスをランキング形式や比較表形式で紹介するサイトです。
他の商品やサービスと一緒に紹介されるため、ユーザーから競合と比較されてしまいます。
しかし、上位に表示されれば購入意欲の高いユーザーへアプローチすることができます。

SEOサイト

SEO対策に特化したサイトのことを、SEOサイトと呼びます。
ユーザーの検索キーワードに関連する商品やサービスを提供する広告を表示することができます。
検索結果の上位に表示されているサイトに掲載されると、成果が上がりやすくなります。

ポイントサイト

ポイントサイトとは、広告を見たり、アンケートに回答したりすることでポイントを貯められるサイトです。
そのポイントは現金や電子マネーなどに交換できます。
ユーザーはポイント獲得が目的のため、質が低くなる場合もあるので注意が必要です。

主要なASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)

ASP

アフィリエイト広告を出稿するためには、ASPに登録する必要があります。
ここからは主要なASPを7社ご紹介いたします。
どのASPに登録したらいいかわからないという方は参考にしてください。

A8.net(ファンコミュニケーションズ社)

日本最大級のASPで、2000以上の広告掲載企業が参加しています。
アフィリエイト満足度ランキングで12年連続利用者満足度No.1を獲得しており、満足度が高いことも特徴の一つです。
とりあえずアフィリエイト広告を始めたいという方は、まず登録しておきたいASPです。
広告の表示形式も豊富で、ジャンルごとに分類されています。
InstagramやYouTubeへの広告掲載も可能なので、自社でのSNS広告の運用と併用して利用することができます。

バリューコマース(バリューコマース社)

1999年に日本で初めてアフィリエイトサービスを始めた会社です。
バリューコマースはヤフー株式会社のグループ会社で、ASPの中でも唯一Yahoo!ショッピングのアフィリエイトプログラムを取り扱っています。
物販系の広告を扱っているアフィリエイターが多く登録しているので、Yahoo!ショッピングなどで売上を増やしたい企業におすすめです。
バリューコマースに登録されているメディアは、すべて目視で調査し審査しており安心して運用ができます。

JaNet(アドウェイズ社)

多彩なジャンルの広告が掲載されており、成果報酬型、クリック報酬型、インプレッション報酬型があります。
海外の広告主にも力を入れており、エンタメ系の案件も増加しています。
他社の成功事例と失敗事例を共有してくれるので、短期間で収益を最大化することができます。

アクセストレード(インタースペース社)

求人サイトやゲーム関連の広告など、多彩なジャンルの広告を取り扱っています。
報酬は成果報酬型、クリック報酬型、固定報酬型があります。
管理画面にログインすると「AIチャットボット」が待機しているので、わからないことがあればいつでも質問することができます。
定期的にセミナーや役立つコンテンツを更新しているので、アフィリエイト広告がよくわからないという方にもおすすめです。

リンクシェア(リンクシェア・ジャパン社)

楽天グループの企業が運営しており、ソニーやDELL、ビックカメラなど多くの有名企業が参加しています。
独占契約をしており、基本的には他のASPとの併用ができません。
代理店経由の契約もほとんどないため、広告主が運用をする必要があります。
タグではなくシステム連携でカウントするため実装に工数が必要ですが、様々なデータがとれるので運用しやすいです。

affitown(GMOメディア社)

多数の広告主が参加しており、成果報酬型、クリック報酬型、固定報酬型があります。
アフィリエイト広告初心者でも簡単に始められるように、サポート体制が充実しています。
初期出稿費用やアカウントの維持費用もかからないため、初期費用をかけたくない企業におすすめです。

まとめ

パソコン

アフィリエイト広告は、商品の認知拡大や新規顧客の獲得に欠かせない広告です。
費用対効果が高く予算管理もしやすいため、広告運用が初めての企業でも挑戦しやすいです。
どのASPに登録したらいいのか、登録してもクリエイティブや遷移先のLPはどうしたらいいのか相談したい方は、ぜひNUVOにお任せください。
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広告運用にご興味がある企業さまは、ぜひ一度お問い合わせください。

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