画像やwebサイトで使用されているフォントを検索する方法!便利なツールまとめ

フォント

フォントには様々な種類がありますが、自分が使いたいフォントの名前が分からず理想のデザインにならないということもあります。
今回は、広告やデザインに使われているフォントを特定するためのツールをご紹介します。
このツールを利用することで、画像やフォントの特徴を元に手軽にフォントを検索することができます。
ぜひ自分のデザインに合わせたフォントを見つけて、より魅力的なデザインを作り出してみてください。

 使いたいフォントがあるんだけどフォントの名前がわからない…。
似たようなフォントを使ってみたけど何か違うんだよね。
 フォントによってデザインの雰囲気が変わるので、同じフォントを見つけたいですよね。
そんな時に便利なツールをご紹介していきます!

 

フォントを見分ける方法

パソコン

どのフォントか見分けるためには、まずは形状の違いに注目することが基本です。
欧文フォントの場合、セリフと呼ばれる突起があるものをローマン体、セリフのないものを「Sans serif(サンセリフ)」と呼びます。
フォントの検索ツールを使うときには、セリフの有無は重要な特徴です。
和文フォントには明朝体やゴシック体などの異なるフォントがありますが、セリフのような明確な識別ポイントはありません。
フォントの見分け方は慣れと知識が必要なので、気になるフォントがあれば検索ツールで調べて覚えていきましょう。

 

ホームページデザインの基本を徹底解説!デザインにおすすめのツールも紹介

 

フォントを検索するツール

パソコン

フォントを検索できるツールを、検索方法ごとに紹介していきます。

webページからフォントを検索する

webページやアプリで使用されているフォント名を知るためには、ソースコードを確認しなくてはいけません。
しかし、プログラミングに詳しくないとソースコードからフォントを判断するのは難しいですよね。
そんな時に使えるツールを紹介します。

WhatFont

「WhatFont」は、ホームページ上で使用されているフォントの名称を調べることができるGoogle Chromeの拡張機能です。
Chromeウェブストアから「WhatFont」を追加することで使えるので、プログラミングの知識は不要です。
Chromeのアイコンをクリックしてホームページ上の文字にカーソルを合わせると、フォント名が表示されます。
気になるフォントがあればすぐに検索することができるので、特に新人のWebデザイナーにとっては、とても便利なツールです。

形状からフォントを検索する

次に、文字の特徴からフォントを特定するためのツールを紹介します。
このツールは、一つずつ質問に答えていくことでフォントを絞り込んでいきます。
webページや雑誌などで使われているフォントを素早く特定したい場合には、非常に便利なツールです。

Font Map

「Font Map」はOpenAIが開発したフォント検索エンジンで、AI技術を利用して750を超え

るフォントをマッピングしています。
その中から検索したフォントと似た形状のフォントを探すことが可能です。
フォント名や形状、スタイルなど、様々な方法でフォントを検索することができ、和文フォントにも対応しています。

Identifont

「Identifont」は、文字の形状や名称からフォントを検索できるツールです。
フォントの形状、スタイル、サイズなどの特徴に基づいた質問をすることによって、何のフォントか教えてくれます。
主要なWebサービスで使用されるフォントを一覧で確認できる機能もあり、自分が使用しているサービスで利用可能なフォントを確認できるため、デザインの参考にも役立ちます。
和文フォントにも対応しており、フォントの形状だけでなく、丸ゴシックや角ゴシックなどのスタイルに基づく検索も可能です。
無料で利用できますが、有料の「Identifont Plus」にアップグレードすることで、検索範囲を広げたり、より高度な質問をすることができます。

画像からフォントを検索する

確認できる文字数が限られている場合、形状からフォントを特定することは困難です。
そんな時に使える、画像内のテキストを分析して使用されているフォントを教えてくれるツールをご紹介します。
画像内に含まれるテキストをアップロードして解析することで、情報が断片的でもフォントを特定することができます。
ただし、精度が低い場合があるため注意が必要です。

What Font is

「What Font is」は、JPEG画像からフォントを特定することができます。
使い方は、画像をアップロードするかURLを入力して、「FIND THE FONT」をクリックするだけです。
このツールは、画像に含まれる文字を個別に分析してフォントを推測してくれます。
画像が複雑な場合は、検索対象の文字数を限定するように表示されます。
フォントをダウンロードするための外部サイトへのリンクも表示されるので、手軽にフォントを入手できます。
このツールはテキストが含まれない画像でもフォントの特定に役立つため、デザイン業界などで活用されています。

WhatTheFont

「WhatTheFont」は、アップロードした画像からフォントを特定できるツールで、最大50文字まで解析できます。
海外のサービスなので、英語のみに対応しています。
画像にある文字を1文字ずつ分析してフォントを表示してくれます。
さらに、解析結果とアップロードした画像を比較できるので、より精度の高いフォント特定が可能です。
アップロードした画像に使用されているフォントを特定するために、画像のクロップ、回転、拡大縮小なども行うことができます。

Likefont

「Likefont」は画像内に含まれる文字を分析し、似ているフォントを提案してくれます。
検索結果の中からダウンロードボタンをクリックすると、配布サイトにアクセスできます。
日本語のフォントにも対応しており、無料で利用可能です。
登録も不要なので気軽に検索することができます。

スマホのカメラでフォントを検索する

最後に、スマートフォンを利用してフォントを検索できるアプリを紹介します。

Adobe Capture

「Adobe Capture」は、Adobeが提供するデザインアプリです。
スマートフォンで撮影したロゴやバナーに含まれる文字を解析し、似たフォントを提案する機能を持っています。
精度は完璧ではありませんが、ある程度の絞り込みが可能なので非常に便利です。

まとめ

コーディング

今回紹介したフォント検索ツールを利用することで、フォントの形状や画像からどのフォントかを特定することができます。
もし自分が気になるフォントがある場合は、ぜひこのツールを利用してみてください。
ホームページやバナー作成では、フォントによって雰囲気が変わるのでとても重要な要素です。
セリフやサンセリフなどのフォントの基本知識を知っておくと、デザインの幅が広がります。
NUVOでは、ターゲットに適したサイトデザインの作成や保守運用まで行っています。
丁寧なヒアリングで、どのようなデザインがベストか、よりマーケティング効果が高まるかの意識を統一した上で制作していきます。
より高品質なデザインを低コストでお求めの場合は、ぜひ一度ご相談ください。

https://d-nuvo.com/

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