インフルエンサーマーケティングとは?成功事例とポイントを解説

インフルマーケ

インフルエンサーマーケティングとは、youtuberやinstagramerなど主にSNSで活躍しているインフルエンサーに、商品やサービスをPRしてもらうマーケティング手法です。
影響力のあるインフルエンサーが実際に商品を使用した感想を通して、消費者に影響を与えることができます。
今回はそんなインフルエンサーマーケティングの成功事例やポイントを解説していきますので、SNSマーケティングにお役立てください。

 インフルエンサーが商品を紹介しているのをよく目にするようになったな。
あれって本当に効果があるの?
 インフルエンサーマーケティングの市場はどんどん拡大していて、効果も大きくなっています。
どのように取り組んでいけばいいのか、メリットや成功するためのポイントを紹介していきますね!

目次

インフルエンサーを起用するインフルエンサーマーケティング

インフルエンサー

そもそもインフルエンサーとは何なのか、インフルエンサーマーケティングの市場規模と合わせてご紹介いたします。

インフルエンサーとは?

「インフルエンス(inhluence)=影響力」という意味で、インフルエンサーはある種の分野で影響力を持つ人のことを指します。
よくSNS上で人気のある人としてあげられるのが、ユーチューバーで言えば「HIKAKIN」さん、インスタグラマーで言えば「渡辺直美」さんです。
こういった影響力のある人たちのことを、インフルエンサーといいます。

インフルエンサーマーケティングの市場規模

2022年に行われた調査によると、インフルエンサーマーケティングの市場規模は615億円です。
2025年には1021億円、2027年には2022年比と比較して約2倍の1302億円にもなると言われています。
新型コロナウイルスの影響もあり、さまざまな分野でオンラインにシフトしています。
SNSが主流の今、インフルエンサーマーケティングによる効果は非常に大きくなってきています。

インフルエンサーマーケティングのメリット

インフルエンサー

インフルエンサーマーケティングの基本をご紹介しましたが、実際にどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、以下の9つをご紹介いたします。

メリット

  • 柔軟なマーケティング施策の展開ができる
  • ターゲティングがしやすい
  • 消費者目線・客観的視点のレビュー発信ができる
  • 広告感がなく説得力がある
  • リアルな口コミの拡散とUGC獲得に繋がる
  • オンライン販売との相性が良い
  • データが取得でき効果分析がしやすい
  • 製品のイメージがつきやすい
  • 外部リンクが増えてSEO強化に繋がる

それぞれ詳しく紹介していきます。

柔軟なマーケティング施策の展開ができる

インフルエンサーマーケティングは、自社の目的や商品に合わせて柔軟なマーケティング施策の展開ができます。
具体的に、マーケティングの施策の種類は5種類あります。

  • ギフティング
    インフルエンサーに製品を送り、実際に使用してもらった上でSNSに感想を投稿しても らう施策で、アプリなどのオンライン体験も可能です。
  • 現地訪問
    インフルエンサーを店舗やイベントに招き、登場してもらうことで集客を行います。
    インフルエンサーのファンが訪れることで売上の向上に繋がります。
  • 商品監修、コラボレーション
    消費者の視点とトレンドを取り入れて、インフルエンサーに商品の監修を行ってもらいます。
    コラボレーションして商品の共同制作を行うことで、より消費者が求めている商品が作成できます。
  • アンバサダー
    ブランド専任の広告塔として、長期的にブランドの魅力を発信してもらいます。
  • ライブコマース
    ライブ配信でインフルエンサーに商品の紹介を行ってもらいます。
    リアルタイムでの質疑応答が可能なので、その場で商品の不安や疑問点を解消できて購入に繋げやすいです。

インフルエンサーによってそれぞれの施策に得意、不得意があります。
マーケティングの目的によって施策を検討し、施策に合ったインフルエンサーに依頼しましょう。

ターゲティングがしやすい

コスメやファッション、グルメや旅など、様々なジャンルに特化したインフルエンサーがいます。
そのため、年代別、男女別、ジャンル別でのターゲティングがしやすいです。
例えば、コスメインフルエンサーにコスメを紹介してもらうことで、コスメに関心の高い人たちへ効果的に商品の魅力を伝えることができます。

消費者目線・客観的視点のレビュー発信ができる

インフルエンサーは、企業が発信する情報とは異なり実際に使用した上で、製品やサービスの良し悪しをレビューしてくれます。
説得力が高く、消費者目線、客観的視点でのレビューが発信できるため、ユーザーの興味を獲得しやすくなります。

広告感がなく説得力がある

インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサー自身の口コミによるレビューが一般的な拡散方法です。
インフルエンサーが情報発信して人の言葉が介入することで、企業の広告よりも広告感がなく、受け入れられやすい傾向にあります。

リアルな口コミの拡散とUGC獲得に繋がる

インフルエンサーはターゲットにとって共感性の高いコンテンツを生み出してくれるため、リアルな口コミがターゲット間で拡散されやすくなります。
そうすることで、UGCも獲得でき、企業の話題性、商品の信頼性を高めることもできます。

オンライン販売との相性が良い

各SNSにURLを貼ることで、オンラインサイトに直接遷移させることができます。
インフルエンサーのPR投稿から直接オンラインサイトに遷移させることで、ユーザーの興味の熱量を低下させずに購買意欲を掻き立て商品購入に繋げやすいです。
そのためオンライン販売との相性がよく、オンライン販売のビジネス展開に大きく貢献してくれます。

データが取得でき効果分析がしやすい

インフルエンサーマーケティングはほとんどがSNS上で行われるため、リーチ数、エンゲージメント数、シェア数、サイト遷移率、製品購入率などのデータを取得できます。
どれくらいの人が商品に興味を持ってくれたかがデータでわかり、効果分析がしやすいです。

製品のイメージがつきやすい

インフルエンサーは、企業から依頼された商品やサービスを自身のSNS上で実際に使用した正直な感想を紹介してくれます。
フォロワーは自分が好きなインフルエンサーが実際に使用しているところを見るため、商品やサービスの具体的なイメージを掴むことができます。
広告で配信するよりも、ユーザーに対して商品やサービスのイメージを伝えやすいです。

外部リンクが増えてSEO強化に繋がる

インフルエンサーの投稿に製品のURLを記載することで、外部リンクが増えます。
多くのユーザーは依然として検索エンジンを使って商品について調べることが多い中、検索結果にSNSの投稿が表示されるケースも多くあります。
外部リンクが増えることで、SNSからの流入だけでなく検索エンジンからの流入や購買に繋げることができるため、SEOの強化に繋がります。

インフルエンサーマーケティングのデメリット

SNS

インフルエンサーマーケティングのメリットについて紹介しましたが、メリットばかりではなく、デメリットも存在します。
デメリットは以下の3つです。

デメリット

  • インフルエンサーの選定が難しい
  • ステマと誤解されて炎上のリスクがある
  • インフルエンサーのコントロールが難しい

デメリットを理解したうえで、インフルエンサーマーケティングを行うか検討しましょう。

インフルエンサーの選定が難しい

インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーの選定が最も重要です。
フォロワー数が多いからという理由だけで選定するのではなく、目的に合ったインフルエンサーを選定するようにしましょう。
ブランドとインフルエンサーの親和性や、インフルエンサーの投稿の質、フォロワーからの反応率、インフルエンサーのコミュニケーション能力などを確認してください。
マーケティングの目的に沿わないインフルエンサーを選定しても効果は得られにくいので、インフルエンサーの選定は非常に繊細です。
成功すれば効果は大きいですが、リスクもあり選定の難易度は高いです。

ステマと誤解されて炎上のリスクがある

ステマとはステルスマーケティングの略です。
企業から報酬をもらい製品のPRを依頼されているのにも関わらず、あたかも自分が見つけてきたかのような感覚で宣伝を行い、フォロワーを欺く行為です。
ステマが発覚すると大抵の場合炎上し、企業が社会的信用を失ってしまう重大な事態に陥る可能性もあります。
インフルエンサーも意図せずステマを行ってしまうこともあるので、マーケティングには細心の注意が必要です。

インフルエンサーのコントロールが難しい

インフルエンサーマーケティングには、機械ではなくインフルエンサーという「ヒト」が絡むので、コントロールしにくい場面が出てきます。
インフルエンサーが自らの言葉で製品のPRを行う性質上、企業の意図とずれた表現になってしまうこともあります。
もちろんインフルエンサーも誠意をもって対応してくれますが、予期せぬ問題が起こることもあります。

インフルエンサーマーケティングの料金相場

インフルエンサー

これまでの記事をご覧になった上で、気になるのがインフルエンサーマーケティングの料金相場です。
起用するインフルエンサーや施策内容によって料金は大幅に変わりますが、インフルエンサーへのギャラ相場は1フォロワー当たり5円前後が目安です。
例えば、1万人のフォロワーを持つインスタグラマーに依頼をする場合は、5万円がギャラの目安となります。
実際には、インフルエンサーマーケティング会社や広告代理店に支払う費用も加算されます。
目安としては10%〜30%程度ですが、正確な費用はインフルエンサーマーケティング会社や広告代理店に見積もりを取って確認してみましょう。

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイント

インフルエンサー

ここからは、インフルエンサーマーケティングを成功させるポイントを紹介していきます。
ポイントは、以下の6つです。

  • インフルエンサーマーケティングを行う目的を設定する
  • インフルエンサーマーケティングの目的に合わせたKPIを設定する
  • 施策目的に合ったSNS媒体を選定する
  • 適切なインフルエンサーを選定する
  • インフルエンサーの言葉で発信する
  • ブランドの世界観を損なわないようにする

それぞれ詳しく紹介していきます。

インフルエンサーマーケティングを行う目的を設定する

インフルエンサーマーケティングを行う際は、自社ブランドとターゲットとするユーザーの熱量に応じて施策内容の最適化を行うことで効果を高めることができます。
ブランドの認知を促すフェーズと、購買を促すフェーズではインフルエンサーマーケティングで取るべき施策が変わります。
例えば、新規ブランドの購買を促す商品PRを依頼したところで、認知されていないブランドの商品を買う人はあまりいないでしょう。
認知度が低い場合には、まずはインフルエンサーにブランドの認知拡大を目的とした施策を取る必要があります。
商品やサービスに合わせて、目的を設定しましょう。

インフルエンサーマーケティングの目的に合わせたKPIを設定する

インフルエンサーマーケティングの目的に合わせた効果測定も必要なため、適切なKPIを設定しましょう。
各購買フェーズにおける代表的なKPI例として、認知の獲得や興味、関心の数や率、購買数などが挙げられます。
設定した目的に合わせてKPIを設定してください。

施策目的に合ったSNS媒体を選定する

SNSは、媒体によって利用しているユーザー層が異なります。
Twitterでは長文の投稿はできませんし、Instagramでは画像や動画などビジュアルが重要です。
施策目的とずれた媒体でマーケティングをしても効果はないので、媒体の特徴を把握して選定しましょう。
各媒体の特徴について、詳しくはのちほど説明いたします。

適切なインフルエンサーを選定する

自社のターゲット層を多く抱えるインフルエンサーを選定することが重要です。
20代女性のインフルエンサーを起用したからといってフォロワーが20代の女性ばかりとは限りません。
また、過去のPR投稿を確認し、丁寧にPRされているか、フォロワーの反応はよかったかなどをチェックし、施策の効果を最大化させることに適しているインフルエンサーを選定しましょう。

インフルエンサーの言葉で発信する

メリットでもお伝えした通り、消費者目線で伝えることができるのがインフルエンサーマーケティングの魅力の一つです。
ブランド側からの投稿に対する要望が多すぎると、インフルエンサーの自由度がなくなり本来の力を発揮できなくなってしまいます。
いつもと違う雰囲気の投稿になってしまうとフォロワーが違和感を感じ、投稿への反応が低くなってしまうこともあります。
要望は最低限のお願いに止め、インフルエンサーの言葉で発信をしてもらうように心がけましょう。

ブランドの世界観を損なわないようにする

ブランドの世界観を損なわないように、ブランドはSNSアカウントやホームページの運用を丁寧に行うことも重要です。
最近では、検索エンジンのみならず、SNSから情報を集めるユーザーが増えてきています。
インフルエンサーからのPRを受けてブランドに興味を持ったユーザーは、ホームページを訪問してブランドのセンスや世界観を確認します。
ブランドの公式ホームページを確認した時にネガティブなイメージを持たれることのないように、ブランドのSNSやホームページも丁寧に運用しましょう。

インフルエンサーマーケティングでよく使われているSNS

Instagram

SNSと一口に言っても、様々なSNSがあり、目的や施策の内容によってSNSを選び分ける必要があります。
ここでは、インフルエンサーマーケティングでよく使われるSNSをご紹介していきます。

Youtube(ユーチューブ)

Youtube(ユーチューブ)は動画コンテンツを配信するSNSです。
動画では文字では表すことができない表現ができるため、感情や表情が視聴者に伝わりやすいのが特徴です。
老若男女問わず幅広いユーザーが使用しており、動画の中にボタンを追加することができます。
そこから自社サイトに遷移させることもできるので、動画メディアの需要の高まりからも購買に繋げやすいプラットフォームです。

Instagram(インスタグラム)

Instagram(インスタグラム)は、写真や動画をメインに投稿するSNSです。
女性ユーザーが多い印象を持たれやすいInstagramですが、昨今では、ユーザーの男女比が半々であることがInstagram公式より発表されています。
グルメ、ファッション、旅行など、写真映えするものと相性が良く、タレントやインスタグラマーとタイアップしてのPR投稿など、幅広く活用されています。
スマホ全画面の縦型動画を共有できるのも特徴の一つで、「インスタライブ」を活用し、フォロワーとリアルタイムでコミュニケーションを取るインフルエンサーも多くいます。
また、「ショッピング機能」が登場したことにより、投稿からECサイトへの遷移も可能になったため、購買に直接繋げることができます。

Twitter(ツイッター)

Twitter(ツイッター)はテキストメインで、投稿は最大140文字までと手軽に読めることで人気のSNSです。
「リツイート」というシェア機能を使うことで、自分の投稿を自分以外の人に拡散してもらえる拡散性の高さが特徴のSNSです。
検索エンジンよりもTwitterで情報収集する人も多く、リアルタイムの話題の検索性に優れています。
投稿にURLを入力できるので、うまく活用することができれば他のSNSには無い爆発的な拡散が可能です。

Facebook(フェイスブック)

Facebook(フェイスブック)は世界一のユーザー数を誇る実名登録制のSNSです。
実名登録制なので、ユーザーの年齢、性別、職業やライフステージといった詳細なビックデータを活用したターゲティング精度の高い広告配信が強みです。
その反面、日本では匿名で気軽にSNSを楽しみたいという10代〜20代へのPR効果は薄く、メインユーザーは30代〜40代となっています。
しかし、海外では中国を除き、最もメジャーなSNSとされており、インフラレベルの人気を獲得している国もあります。
海外向けのマーケティングを行うなら、Facebookは必須のSNSです。

TikTok(ティックトック)

TikTok(ティックトック)はBGMつきのショートムービーを作成、編集、共有できるSNSです。
豊富なBGMやエフェクトで誰でも簡単に面白いムービーを作れることで人気で、10代〜20代を中心に人気を獲得しているSNSです。
主にエンタメ中心の動画を投稿するユーザーが多いです。
そんなTikTokはカジュアルな雰囲気のSNSなので、10代〜20代に人気のインフルエンサーを起用することが重要です。
10代〜20代のユーザーは非常に敏感で、少しでもビジネス感を検知すると反応が悪くなってしまうため、ビジネス感のないインフルエンサーマーケティング投稿を目指しましょう。

インフルエンサーマーケティングの成功事例

マーケティング

インフルエンサーマーケティングは実際どのように行われているのか、成功事例をご紹介します。

株式会社ファンケル

株式会社ファンケルは化粧品と健康食品のメーカーです。
「ファンケルセレクション」と題して月替わりでおすすめのファッションアイテムや雑貨を通販サイトで販売しており、そのプロモーションのためにインフルエンサーマーケティングを実施しました。
毎月3日と9日にポイント還元率が2%アップする「ファンケル39デー」を実施しているので、39デーの前日に投稿してもらいサイトの利用率を向上させています。

株式会社おやつカンパニー

株式会社おやつカンパニーは、製菓メーカーで様々なお菓子を販売しています。
ダイエット中やトレーニングをしている方でも食べやすい、タンパク質が20gも入っている「BODYSTAR」のプロモーションを行いました。
パーソナルトレーナや栄養士のインフルエンサーを起用し、ヘルシーでおいしいスナック菓子であることをアピール。
商品のターゲット層である、ダイエット中で糖質が気になるユーザーや、トレーニングをしていて意識が高いユーザーにリーチしています。

株式会社カネボウ化粧品

「KATE」や「COFFRET DOR」などの化粧品ブランドを展開している株式会社カネボウ化粧品は、若年層をターゲットとしてtiktokでプロモーションを行いました。
KATEの商品のカバー力を効果的に訴求できるよう、「#ゼロダンス」とオリジナルハッシュタグを付けてかわいい振付で投稿されています。
ハッシュタグチャレンジを盛り上げるために、女性tiktokerだけではなく男性tiktokerも起用し、広くリーチして商品理解に繋がりました。

株式会社マイナビ

株式会社マイナビが運営する生活雑貨のショッピングサイト「kurasso」でInstagramマーケティングを行いました。
家事について発信しているインフルエンサーをアンバサダーに任命し、商品情報を発信してもらっています。
紹介してもらったインフルエンサーの投稿を公式Instagramの運用にも活用し、ショッピングタグ付きで投稿してECサイトへの導線を作っています。

株式会社星野リゾート

式会社星野リゾートは総合リゾート運営会社で、日本だけではなくインドネシアや台湾など海外でも施設を運営しています。
インフルエンサーに実際に施設に来てもらい、その様子を感想と一緒に投稿してもらっています。
ホテルの紹介と周辺の観光地も紹介されているので、ホテル自体を目的に来る観光客と、周辺のアクティビティを目的に来る観光客の両方にPRしているのがポイントです。

株式会社オリエンタルランド

東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドは、インフルエンサーの中でも影響力が大きい渡辺直美さんを起用しました。
PRした東京ディズニーシーの投稿は「いいね」数が40万件超えと大きな反響を呼びました。
「#夏5やってみた」というシンプルなハッシュタグを付けて投稿したことで、ユーザーも参加しやすくインスタ映えを狙った多くの若者が投稿に参加しています。

インフルエンサーのキャスティング方法

インフルエンサー

施策目的や媒体が決まったら、次はインフルエンサーのキャスティングです。
キャスティング方法は、以下の3つがあります。

  • 自社で直接キャスティングする
  • インフルエンサープラットフォーム・ツールを利用する
  • インフルエンサーマーケティング会社にキャスティングを依頼する

それぞれ詳しく紹介していきます。

自社で直接キャスティングする

自社でインフルエンサーのアカウントを分析して、DMで依頼します。
ただしフォロワーの属性やインプレッションの分析はできず、フォロワー数とエンゲージメント数で判断しなくてはいけません。
DMも一人ひとりに直接送って交渉する必要があります。
インフルエンサーの選択肢が豊富で余計なコストもかかりませんが、手間が発生するためリソースを確保が必要です。

インフルエンサープラットフォーム・ツールを利用する

プラットフォームに登録しているインフルエンサーに依頼できます。
プラットフォームではインフルエンサーの管理や育成を行っているため、それぞれの特性に合ったインフルエンサーを紹介してくれます。
インフルエンサーと直接やり取りができないので、時間がかかってしまう場合もあります。

インフルエンサーマーケティング会社にキャスティングを依頼する

インフルエンサーをキャスティングしてくれる会社があり、分析データの提供から投稿依頼、管理までワンストップで行ってくれます。
自社でリソースを割く必要がなくなり、インフルエンサーマーケティングに詳しくなくても依頼できます。
ただし、直接依頼する時と比べて費用がかかるのと、会社によってはツールを保有しておらず分析が不十分なこともあるので、注意が必要です。

まとめ

スマホ

SNSの普及とともに、インフルエンサーマーケティングの市場拡大が見込まれ、必須のマーケティング方法になってきます。
競合他社に遅れることのないよう、早めに挑戦してみてはいかがでしょうか。
何から始めたらいいのかわからないという方は、Bancor株式会社にご相談ください。
インフルエンサーマーケティングのプロが、事業課題に合わせて戦略の制定から実行、改善までサポートいたします。
HP制作からマーケティング全般の業務を依頼できるので、ぜひ一度問い合わせてみてください。

https://d-nuvo.com/index.html

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